コルトン『レ・ペリエール』[2016]ドメーヌ・メオ・カミュゼ

   

当主ジャン ニコラ氏による2016年物の試飲コメント 例年は3つのコルトン特級を醸造しているが、2016年は「La Vigne Au Saint(ラ ヴィーニュ オー サン)」で霜の被害が大きく醸造が出来なかったので、2種類のみ瓶詰している。

カシスやフランボワーズのような果実の香り、ミントや菩提樹などのハーブティのような惹きつけられるような甘いアロマがとても豊かに感じられる。

たっぷりとした口当たりで甘旨味が口の中に広がり、良く熟した上質なタンニンが余韻にいつまでも続く。

将来有望なワインだがバランスが取れてくるまで、2024年までは待ったほうが良いだろう。

ピノ ノワール種100%。

2009年ヴィンテージが初リリースの新しいドメーヌ物ワイン。

東〜南東向きの畑で広さ0.68ha、1953〜54年に植えられたかなり古木で葡萄の粒は小さく凝縮しています。

区画の名前通り石が多い畑で土壌に対する石の割合は約50%、石灰岩、珪石の欠片がたくさんあります。

緩やかな斜面の畑で熟したサクランボのアロマが広がり、たっぷりとした味わいですが筋肉質で直線的、アフターはタニックで典型的なコルトンの味わい。

上記「Clos Rognet(クロ ロニェ)」よりも少し熟成に時間を要します。

  • 商品価格:39,050円
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